数年前までって「強揉み」「強さがウリ」のマッサージ店が結構ありましたよね~。

指圧系はもちろん、オイルトリートメントでも、フェイシャルでもギシギシ悲鳴が上がるほどの強さ。

”この痛いのが、老廃物がつまっていてかたくなっているから、痛いのが効いてて良い!”

テレビ効果もあったのでしょうけれど、そんな認識が世間に浸透して「強めで!」ってお願いされることも多々ありました。

いまはテレビでもそういう激痛系のマッサージ・エステって見ないのでは…?



おそらくそういったお店も以前より減ってきているように見られます。

セラピストんさんたちも力づくのマッサージは良くないということが浸透してきているようです。

これはいいことだな~って思いますね



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昔働いていたサロンはやはり強さがウリなところもあって、強く施術してくれるスタッフに多くの指名が入りました。

歩合制もあり、指名制もあったために、たくさん稼ぐためにスタッフはみんな強さに磨きをかけていました。

もちろん私も…


私は心のどこかで「こんなに強いの、体に良いのだろうか?」と感じながら働いていたため、力Maxでは施術していませんでした。

常連さんからは「まだまだだな~」っていつも言われてましたけど



強さをウリにすると、施術する側もされる側も「強さ」に依存してしまいます。

どちらもエスカレートしていってしまい、
スタッフの中には指を壊す人、首や腰を悪くする人、頑張りすぎて意識が遠のき踏み外して骨折したり

んまぁお客様が骨折じゃなくて良かったと言えばよかったのですが…

でもお客様でも「あざになった」「痛みが出て動かせなくなった」というクレームもしばしばお店に入っていましたね

そんなアクシデントが増えてきて、それで「やっぱり違う」と感じて私はそこのお店を辞めました。





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強いマッサージは双方にメリット一つもありません!


【お客様として】
*筋肉を傷めつけているだけである
*傷んだ筋肉は防御反応でよりかたい筋肉となる
*かたく、しなやかさを失った筋肉はさらに辛く感じる
*強くマッサージしてもカチコチに防御された筋肉は痛みを感じない
*感覚が鈍いのでさらに強さを求める
*そして痛い感覚はストレス

負のスパイラルです。


【施術側は】
*強くやることで体力を消耗し困ぱいする
*指や手首など関節を痛める
*施術を続けることができなくなる

これも残念なことですね。


実際にこの負の連鎖を見てきています。




おそらく、多くのセラピストさんがそんな負の連鎖を見てきたり感じたりして
「強い施術って本当に正しいのだろうか」と疑問に感じてきたのでしょう。

私のように。





そして今の時代になって、そこまで強さをウリにする、痛いことが良いというイメージでサロンを打ち出しているお店は減ってきているのではないですかね。

まだ、激痛マッサージのお店もありますけれど…



お店側が意識を変えていかないと、お客様のためにもよくありませんよね





ただ、、、

お客様の一度体感し慣れてしまった強さ・痛さを、
適切な圧に慣れていってもらうように感度を変えていくほうがすごく大変

口で「強い、痛いマッサージは体に良くないし、実はすごい脳にもストレス」と説明しても

イメージでは分かっていても、体感の”感覚の脳”が納得できないのですよね~

どうしても満足できない…



それに、筋肉を見えない分からないところで痛めつけてきてしまい(強いマッサージによって)かたく”守りに入っている”筋肉を緩めることは至難の業

強いマッサージ断ちをしてもらって、そしてすこしづつ回を重ねて緩めていくしかないのです。





強いマッサージによってかたくなった筋肉は

ケガにつながりやすい
疲れをためやすい
血流も悪くリンパも流れにくくなる
歪みにつながりやすい
いつもスッキリしない身体
ストレスもたまり続ける



よくある感覚の勘違いで「痛い=気持ちいい」があります。

でもそれって気持ちいいのではないんですよね~、痛いって脳にとってストレスでしかないもの…

だからマッサージ直後は「スッキリした~」って思っていても、数分後にはそのスッキリさは消えてしまうんです。

そしてすぐまた凝ってる感じ、疲れやだるさを感じる。


強め好きさんで多いのが「週に何回も通う」「1日に2件はしごする」。

ある種マメに通ってくださるからサロンとしては良い常連さんですけどね!

でもお客様の身体を考えたら、本当に良いことなのでしょうかね!?




こういう仕事をしている身ですが、あまりにマッサージにお金や時間を費やすのも人生として考えたときどうなんでしょうか。

適切な施術で回数が少し減ったら、その分趣味や美容、スキルアップや家族のためになど心や生活をもっと違う豊かさで充実できるかもしれない。

まぁ、こんなことを言うと「商売っ気がない」「経営者にふさわしくない」などと言われそうですけど。

でも個人サロンのセラピストが「何のためにこの仕事をしているか」を考えたら
もちろん収入を得ることは必須ですが、

お客様の健康美容を充実させて、人生を豊かに素敵に過ごしてもらいたい。

これが根底にあるわけです。よね!?





ちょっと前の講座後に盛り上がってしまったお話しでした。




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